フロン回収作業の流れ

• STEP1
  
  現地調査

  ご依頼いただいた後、現地にて対象機器の台数やフロン充填量などを確認します。
  ※事前にお出しした概算見積り金額との差異を計算します。

• STEP2
  
  ガス回収機設置

  フロンガス回収のための装置を現場にセッティングします

• STEP3
  
  冷媒ガス回収作業

  対象機器のフロンガスを回収します。

• STEP4
  
  ボンベ重量を計測

  回収容器の重量を計測します

• STEP5
  
  フロンガス工程管理票を記載

  お急ぎでエアコン撤去作業をご希望の場合は、仮の証明書となる「フロンガス行程管理票」を先にお渡しします。

• STEP6
  
  破壊証明書を発行

  2週間～1か月後を目途に破壊証明書を発行します。破壊証明書、フロンガス工程管理表ともに発行費用いただいていません。　　

1. 
   フロンガス工程管理票とは？

   フロンガス工程管理票とは、冷凍機器や空調機器などのフロンガスを使用する機器を廃棄・修理・点検する際に、フロン回収作業の内容や経過を記録し、顧客や関連機関に提出するための書類です。
   これはフロン類の適正な管理と処理を義務付ける「フロン排出抑制法」に基づいて作成されます。
   
   この管理票には、以下のような情報が記載されます：

   • 作業対象の機器情報（種類、メーカー、型番など）
   • 作業の種類（廃棄、点検、修理など）
   • 回収したフロンガスの種類と量
   • 作業日と作業場所
   • 作業を担当した業者や担当者の情報

   フロンガス工程管理票は、作業の透明性を確保し、不適切な放出や処理を防ぐ目的があります。
   お客様に、適正な作業が行われたことの証明としてご提出し、必要に応じて行政や他の関係機関に提出される場合もあります。
   
   環境への配慮を示す重要な書類であり、法律に従って正確に作成・保管することが求められます。

2. 
   破壊証明書の発行について

   破壊証明書とは、フロンガスを回収した後、適切な処理施設でそのフロンが破壊（処理）されたことを証明する書類です。
   フロン類の適正な管理を求める「フロン排出抑制法」に基づき発行されるもので、冷凍機器や空調機器を廃棄した際に、環境負荷を減らすためにフロンを適切に破壊処理したことを証明します。
   この書類には以下の内容が記載されます

   • 回収したフロンの種類と量
   • フロンを破壊した処理業者の名称・住所
   • 処理を行った日時
   • フロンの破壊処理方法（高温分解や化学分解など）

   破壊証明書は、作業が法令に従って適切に行われたことをお客様に示す重要な証明となります。 フロンは地球温暖化やオゾン層破壊の原因となる物質のため、適切な処理が不可欠です。 この証明書を通じて、フロン回収・破壊の透明性が確保され、環境保護に寄与します。